花巻市について

花巻市は、岩手県のほぼ中央にあり、季節ごとに変化に富んだ美しい自然風景が広がるまちです。
交通の利便性が高く、岩手県唯一の空港、東北新幹線の駅や東西南北を走る高速道路などがあります。
また、花巻市といえば温泉。12の温泉があり、「花巻12湯(はなまきじゅうにとう)」と呼ばれています。
そして童話作家や知識人としても知られる宮沢賢治、高村光太郎や萬鉄五郎など世界に知られる先人ともゆかりがあります。
さらには、ユネスコ無形文化遺産にも登録された早池峰神楽や鹿踊などの郷土芸能、日本三大杜氏のひとつである南部杜氏など、様々な文化を身近に感じることができます。
国内外で活躍するスポーツ選手も多く輩出しており、幼少期からスポーツに親しむ機会がたくさんあります。

面積

908.39平方キロメートル 
東京23区(627.53平方キロメートル)の約1.45倍の広さです。

人口

8.96万人(令和7年1月現在)

位置・アクセス情報・交通

花巻市までのマップ

公共交通機関について

花巻市公共交通ガイドブック|花巻市 (city.hanamaki.iwate.jp)

交通アクセス

花巻市には県内唯一の花巻空港があり、東北新幹線新花巻駅や東北自動車道、東北横断自動車道などの高速交通網が整備されるなど、北東北の高速交通網の結節点という極めて恵まれた拠点性を有しています。

高速道路

高速自動車道

出発

所要時間

目的地

川口JCT

約5時間(約500km)

花巻南IC

青森IC

約2時間(約200km)

仙台宮城IC

約1時間30分(約140km)

平泉前沢IC

約30分

花巻IC

約5分

秋田自動車道

出発

所要時間

目的地

秋田中央IC

約1時間30分(約140km)

花巻南IC

釜石自動車道

出発

所要時間

目的地

東和IC

約12分

花巻南IC

花巻空港IC

約6分

鉄道

東北新幹線

出発

所要時間

目的地

東京駅

最短で約2時間40分

新花巻駅

仙台駅

約1時間

新青森駅

約1時間30分

盛岡駅

約12分

秋田新幹線

出発

所要時間

目的地

秋田駅

約2時間

新花巻駅

東北本線

出発

所要時間

目的地

盛岡駅

約40分

花巻駅

飛行機

出発

所要時間

目的地

札幌(新千歳)

約1時間

いわて花巻空港

大阪(伊丹)

約1時間

名古屋(小牧)

約1時間15分

神戸

約1時間45分

福岡

約2時間10分

4つのエリア

花巻市エリアマップ

花巻エリア

店や病院のある市街地と、温泉地のあるエリア。人口6.5万人

東和エリア

湖周辺でレジャーも楽しめる文化遺産とアートの町。人口7,300人

大迫エリア

早池峰山の麓、ブドウ畑が広がるワインと神楽の里。人口4,100人

花巻大迫地域情報発信サイト (hanamaki.info)

石鳥谷エリア

日本三大杜氏・南部杜氏のふるさと。りんごの栽培も盛ん。人口1.2万人

自然

花巻市の中央を流れる北上川やそれに注ぎ込む澄んだ河川が、私たちに水辺の恵みをもたらします。
奥羽山脈を源とする葛丸川渓流では、奇岩や滝などの渓谷美と釣りなどを楽しむことができます。岩手県最大の人造湖である田瀬湖周辺は、ヨットやカヌーを楽しめるヨットハーバーやキャンプ場、釣り公園などが整備され、大自然を肌で感じることができます。
日本百名山にも選ばれた早池峰山には多くの人が訪れます。

気候

花巻市は東西方向に長く伸びた地形のため、気温や降水量は地域差があります。冬は積雪があり、ウインタースポーツも楽しめます。
令和5年の最高平均気温は8月の33.2℃、最低平均気温は2月の-6.0℃です。

歴史・文化・工芸・芸能

花巻市は、その豊かな自然環境と歴史的背景に支えられ、多様な文化を持っています。

歴史

縄文時代からの多くの遺跡があり、古代から人々が生活していたことがわかります。
弘仁2年(811年)の「日本後記」にも、この地方のことが記されています。その後、安倍氏や藤原四代が統治し、約400年間は稗貫氏や和賀氏が治めていました。江戸時代には南部氏がこの地域を統治し、重要な交通の要所や穀物の産地として発展しました。
明治22年には町村制が施行され、昭和29年頃には町村の合併が進み、花巻市、大迫町、石鳥谷町、東和町が誕生しました。平成18年にはこれらの地域が一つにまとまり、新しい花巻市が誕生しました。

文化

花巻市は童話や詩で有名な宮沢賢治の故郷です。花巻にゆかりのある先人として、高村光太郎や萬鉄五郎が挙げられます。
400年以上の歴史を持つ花巻まつりや、大迫あんどんまつり、石鳥谷まつり、土沢まつり、わんこそば全日本大会、全国泣き相撲大会等、祭り文化も盛んです。

工芸

代表的な工芸は市有形文化財でもある成島和紙(なるしまわし)や花巻傘、陶芸、裂き織りなどがあります。
また、市内各地でクラフトイベントが活発に開催されています。

芸能

代表的な郷土芸能は神楽と鹿踊(ししおどり)です。中でも早池峰神楽は2009年にユネスコ無形文化遺産に認定されました。
市内ではたくさんの神楽や鹿踊の団体が活動しています。

温泉郷

「花巻12湯」は南部藩の時代から愛され、湯元の発見は300~400年前や平安時代に遡る逸話もあります。温泉街には昔ながらの温泉宿や趣のある湯治宿、近代的なホテルなどがあり、様々な温泉を日常的に楽しめます。

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