移住支援
花巻への移住定住を実現するには、いくつかのステップを踏む必要があります。そのプロセスは人それぞれですが、ここでは基本となるステップをご紹介します。ご自身が今どの位置にいるのかを確認してみましょう。 「都会生活に疲れたから、田舎でのんびりくらしたい」という言葉をよく耳にしますが、それだけではダメ。大切なのは、目的をはっきりさせることです。 田舎暮らしとは、それぞれの地域社会へ溶け込むことです。お祭りの手伝いや農道の清掃といった共同作業に参加することで、地域の一員と認められます。しかし、仕事や家庭の事情でそうできない方は二地域居住という方法も。滞在中は積極的に地域との関わりをもつ往来移住や地域との関わりをあまり持たない別荘移住などがあります。ただし、都会と田舎を行き来するため交通費や、夫婦別行動による関係の亀裂などのリスクも頭に入れましょう。 田舎暮らしの条件は、人それぞれ。ただし、「雪のない地域で補修不要な古民家を500万円以下」といった無理な希望は田舎暮らしを遠ざけることになります。譲れない条件を3つくらいあげてみると、現実味を帯びてきます。地域事情もあるので、花巻市の担当者や民間の不動産業者に相談して条件を整理するのも1つの方法です。 住んでみたい地域を絞り込めている人は、その自治体の移住相談窓口を訪ねるのが早道。まだ絞り切れていない人や希望に合う地域がみつからない人は、「全国移住ナビ」などを活用して移住・交流に関する総合的な情報提供を行う政府の「移住・交流情報ガーデン」を活用しましょう。また、「NPO法人ふるさと回帰支援センター」には、いわて暮らしサポートセンターもありますので、訪れて相談するのもいいでしょう。 田舎の空家を手に入れるルートは、不動産業者と自治体の2つに分類できます。花巻市では、空き家バンクや住宅購入に関する支援制度も充実していますので、まずはご相談下さい。こちらは賃貸もあります。見学の際は事前に予約をして、業者や担当者と相談しながら行動しましょう。傷んでいる物件も多いので、見学の際は水回りを中心に家の状態をしっかりとチェックすることが大切です。 「ハローワーク・インターネットサービス」は市区町村を選択して求人情報を検索することができるので、地域を絞り込んでいる人には便利です。「全国新規就農相談センター」のホームページでは、農業法人の求人情報のほか、農業を始めるための情報が手に入ります。 田舎暮らしでは、引っ越し費用や建物の補修費用等が予想以上にかかるケースもあるので、いざというときのための貯蓄が必要です。また、田舎は車社会なので、運転免許がないと移住する場所はかなり限定されます。可能な限り免許は取っておきたいところ。田舎ではネットショッピングの機会が増えるので、パソコンもあると便利です。 無事、引っ越しが終わったら、その地区の区長を紹介してもらいましょう。区長さんは市役所で紹介してもらうことも可能ですので、まずは市役所へご相談下さい。自分たちがどういう暮らしをしたいのかも伝えておきましょう。周辺住民への挨拶回りは、地域によって数軒で済む場合もあれば、数十軒に及ぶ場合もあるので、これも区長に確認することが大切です。挨拶回りは区長や班長に一緒にしてもらうのがいいでしょう。 子育て世帯が、同居・近居、定住するための住宅の新築・購入を応援します。 市では、主に県外から花巻市へ移住し、住宅を取得された方に向けて、引っ越しにかかる経費や新生活に必要な物品、リフォーム費用などを補助いたします。 移住者の住宅取得及びリフォーム費用などを支援します(花巻市HP) 定住推進課 TEL:0198-41-3516移住までのステップ
STEP
01なぜ田舎暮らしをするのか?
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02定住するか、二地域居住か?
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03条件をリストアップしよう
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04都会でできる情報収集とは?
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05空き家を見学する際の注意点
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06仕事を探すには?
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07田舎へ行く前に準備したいこと
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08挨拶回りはどうやるのか?
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09花巻暮らしスタート!
子育て世帯住宅取得奨励金
花巻市では、子育て世帯の定住を促進するため、対象者に対して、住宅の新築・購入者に対して、予算の範囲内で奨励金を交付します。対象者
(注)交付対象者または交付対象者の配偶者が妊娠している場合(母子健康手帳の交付を受けている場合に限ります。)を含みます。
花巻市定住促進住宅取得等補助金
補助対象要件や、対象となる経費については、市ホームページをご確認ください。